先月は江戸時代、今月は鎌倉時代と時代をさかのぼる旅が続いた。
長野県飯田市の山奥にある「大平宿」は中仙道と伊那街道を結ぶ大平街道のほぼ中間地点にあった宿場町の跡だ。江戸時代の建物がそのまま残されている。「NPO法人 大平宿を残す会」の人々によって管理され、「いろりの里」として一般の宿泊に開放されている。映画「隠し剣 鬼の爪」の決闘シーンのロケに使われたこともある。囲炉裏を囲んでの酒宴は趣きがあり、山仲間と一夜のタイムスリップを堪能した。
町田市の中央部辺り、薬師池・七国山周辺とその少し北、小野路周辺は、多摩丘陵の自然を残す素敵なエリアだ。また、鎌倉時代の古道、鎌倉街道上ノ道(鎌倉-七国山-府中-所沢-高崎)の跡を残す貴重なエリアでもある。まだ残暑厳しい折、自転車で回ってみた。写真は相模・甲斐・駿河・伊豆・上野・下野・常陸の七カ国が見渡せたという七国山からの眺めと蕎麦畑だ。
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